性教育の講義

活動

今日は薬剤師の先生(クマさん)にお越し頂き、性教育の講義を1時間にわたって開催してもらいました。学校では性教育が十分にされていないため、10代の望まない妊娠や、性病が増加する傾向にあります。

クマさん

クマさんは薬局カフェの開店を目指しております。薬局カフェでは処方箋調剤を提供せず病気になる前の相談や予防を提供します。この薬局カフェでは地域のつながりを生み出したり、健康講座、アートワークショップ、演奏会、落語などなどのイベントを催して行きます。

性文化の歴史:江戸時代くらいまで日本は性に関して、寛容な文化があったそうです。戦国時代、性に関して厳しい宗教であるカトリックがザビエルによって布教することにより、地域の大名がカトリック信仰し海外とのビジネスで成功をおさめたのを脅威とみなした豊臣秀吉が、キリスト教宣教師に国外退去を命じました。江戸時代後期にペリーが浦賀に来て、米国に戻って報告した内容には日本が下品な民族であったと記録されております。それ以来、江戸幕府は銭湯の混浴を禁止しました。銭湯が男女別になったのはペリー来航が切っ掛けだったのです。

LGBTという言葉は最近、世の中に知れ渡るようになりましたが、近年、LGBTQや LGBTQIA+ という言葉も普及しつつあるようです。

L(レズビアン)…性自認が女性の同性愛者
G(ゲイ)…性自認が男性の同性愛者
B(バイセクシュアル)…男性・女性の両方を愛することができる人
T(トランスジェンダー)…主に身体的な性別と性自認が一致しない人

さらに上記に当てはまらない人もいるということで、以下の考え方も追加されました。

Q(クエスチョニング)…自分の性別がわからない・意図的に決めていない・決まっていない人
I(インターセックス)…生まれつき男女両方の身体的特徴を持つ人
A(アセクシュアル)…誰に対しても恋愛感情や性的欲求を抱かない人

これらにも当てはまらない性を示すために、「+(プラス)」が付け加えられて、LGBTQIA+ となったわけです。

イクとは何か?男性はわかりやすいけど、女性の場合はわかりにくい。男性は女性が求めているのをしるということが必要です。

コンドームの正しい使い方も教わりました。表裏もあります。意外だったのはコンドームは爪などの鋭利なものに対しては破れやすいものの、伸縮性が大きいということです。ものによっては45リットルもの空気が入るようです。但し、油やミカンの皮には弱いので注意が必要です。

性病 梅毒は意外と怖いです。体に3年間潜伏した後に、発症することもあるそうです。
ピルは安全、コンドームの場合破れるリスクはあるが、ピルの場合は破れる心配もない。正しく飲んでいればピルの方が安全です。さらにピルには子宮を守ったり、肌をきれいにする効果もあります。

以上、大人が話を聞いても大変勉強になる講義を、クマさん有難うございました

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