心の居場所を確保する

活動

子どもたちは、些細なことでケンカに発展します。大人がみて些細ない言葉でも、子供にとって大事なことだったり、心に大きな傷を負わせることにもなりえます。子供たちは言いたいこというのに、良い表現が見つからなかったり、相手を思いやって話すことが出来ないときに、汚い言葉を発したり、暴力に発展することもあります。そのような子供の心を居場所を確保し、面倒を見ることもミシンの役割です。

今日も子供たちを家に帰すのが大変でした。そもそも自宅に帰りたがらない。自宅の居心地よりもミシンの方がいいという子供たちがいます。「帰る時間」と認識してから子供たち全員が帰るまでに1時間程度かかることがよくあります。自宅にいると、親に相手にしてもらえない、虐待をされるという子供も中にはいます。親の中には子供と接する方法がわからない、子供の気持ちを汲み取ってあげられない、という方もいます。そのような家庭の子供にもミシンは居場所を提供して支援を続けます。

食事はシチューを作りました。子供たちは白いご飯が好きなので、ご飯とシチューという白い食べ物の組み合わせになりました。人参もたくさん入っていたのですが、ほとんど残すことなく食べてもらいました。おかずについては、半分は小学校低学年なので、大人の人数目安よりも少なめにつくっているのですが、おかわりを求められても、ちょうどなくなるくらいになってしまっているので、今後は大人の人数並みに作ってみようと思います。

デザートとしては支援で頂いたチョコレートケーキとバナナを食べました。生クリームを泡立てて、ホイップクリームを作りました。チョコレートケーキやバナナにかけて食べてみると、味がクリーミーになり大好評でした。でも泡立てる作業に大苦戦しました。中学生に作業してもらったのですが、手動では殆ど泡立つことがなく、子供が自宅に戻って泡だて器をもってもらいました。機械を利用するとあっというまに泡立ちました。後で調べてみるとレモン汁やジャムを利用すると泡立ちやすいようなので、次回、冷蔵庫にあるものを確認して試してみたいです。

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